ツアー開幕

Berryz工房 Summer Concert Tour 2006
夏夏!〜あなたを好きになる三原則〜市原市民会館

ハロコンから間を空けることなく、Berryz工房の本当の夏が開幕だ。
正直、ツアー前に発売になったミニアルバム

や、ハロコンでも歌われた新曲
笑っちゃおうよBOYFRIEND

笑っちゃおうよBOYFRIEND

がメインでくるならセットリストとしてパンチに欠けるように思えた。*1
ハロコンなど、単独コンにピークを持ってくるためのウォームアップに過ぎない。W杯で言うところの予選リーグ、カブトで言うところのアームド形態、イナズマンで言うところのサナギマンみたいなものだ。
なんて言葉が負け惜しみなってしまうんじゃないかなんて不安も。
 
が、そんな不満など吹き飛ばすだけの光溢れるステージがそこにはあった。
僕にとってのEldradoはまさにココだ。


自分自身が梨沙子オタということもあるが、いつにもまして美しさに磨きがかかっていたように感じられる。
ソロでステージに立つ「Yeah めっちゃホリデー」では、確かに音を外しまくってた。けど、コンサで重要なのは歌の巧い下手よりも、どれだけ客をノせるかが大事なんだよ!って言う点では外していなかった。
 
以下はネタバレではあるが、実際の姿を見なければ、ここでの文章なんて意味をなさないと思うので書いてみる。
寸劇での「付いて来ちゃった」とか、「パッションE-CHA E-CHA」〜「夏わかめ」の曲間でのソレまで来ていた衣装を脱ぐ動きとポーズでは、間違いなく会場の視線を独り占めしてたと思われる。あのポーズを雅ちゃんがやってたら、つい「ちっちゃくてごめんなさい」と口にしてしまいそうだ。

ホーフィアーよりも「瞬きしてて見逃す」ことの出来ない存在だぜ、梨沙子


 
もちろん、梨沙子以外のメンバーも素晴らしかった。個人的なMVPは桃子。
特に「ハレーションサマー」での桃子の表情、動きには感動さえ覚えた。
横にはBerryzのダンススター佐紀ちゃんがいるので絶対的な評価では見劣りするのだけど、「こんなキレいままであったっけ?」と、その成長度合いに感じ入ったのだと思う。
加えて、個人的な好みの問題だけど、笑顔でない桃子は本当に凛としていて綺麗だと思ってるので、この曲は非常に印象的だった。
今回のセットにもある「チュ!夏パーティ」は以前、千奈美・桃子・友理奈で見せた事があった。なんで、今回桃子がいないのか?と思ったけど、既に桃子は「やり切っていた」からわざわざ同じ事をさせる必要がないと判断されたんだろうな。
「にょきにょき」では見事なハモりを披露してくれたと思えば、今度はダンスでみせようとする。自分の得意分野には頼らず、より高見を目指す姿勢こそが本当の意味でのプロなんだろうな。
たまに、桃子に釣られなかった自分はどこか間違ってるのかとさえ思う。
まー、「ハレサマ」には梨沙子の出番がなかったから桃子見てたってのは内緒だけど。

*1:実際コンサートを見た後も「セットリストが微妙」という感は否めない